小さな日本人の人生旅行記(ESADE MBA編)

英語が苦手だったごく平凡なサラリーマンが世界に出ていく体験を綴ります。

ぶっちゃけ成績はどうだったのか

過去にはTOEIC400点だった自分が、5年間少しづつ、最後の3年間は毎日勉強して(今度精査しますが最後の3年間だけでざっと約4,000時間くらいか)なんとか海外のビジネススクールに入りました。入学に必要なGMATと言われる試験(イメージでいうとアメリカ人向けの論理思考・細かい英文法・数学の試験)では、学年でも最低クラスの点数でなんとか入りました。

正直学校ではあまり成績を意識して一生懸命やっている訳でもないのですが、あえて今回は成績から自分の特徴を探りたいと思います。

 

・全体

詳細は出ていないのですが、平均よりはなんとか上か?

基本的には相対評価だと平均周辺でキープしている感はありますが、以下の科目は際立っている感じでした。

 

・学年で上位に入っていたもの

ー実際にランキングが出ているもの

Spanish(ただし時間的にターム2からは履修せず)

Finance(比較的考え方がすっと入ってきた)

General Management & Strategy(英語面のハードルはあったが最後の試験はなんとかクリア)

Corporate Finance(比較的考え方がすっと入ってきた)

International Business Strategy(2学期1番楽しんだ授業)

 

比較的興味のあった科目で上位10%のレンジに入れて嬉しいです。

 

ーランキングは出ていないがおそらく上位に入っているもの

Solving Business Problems(これはおそらくチームの力によるもの)

Leading Change(満点!)

Marketing Planning & Implementation(3学期1番楽しんだ授業)

Organizing Human Resources(個人的に興味があった。英語面でのハードルのある科目であったが試験は奇跡的にうまくサバイブ)

 

・学年で下位だったもの・・・

ー実際にランキングが出ているもの

Marketing Strategy(完全に汚点。多分試験での英語力の問題か・・・)

Business Government & Society (ゴールのない意見の応酬にモチベーションが追いつかず・・・)

Entrepreneurship(チームに終始苦労・・・)

 

ーランキングは出ていないがおそらく下位に入っているもの

Technology & Digital Business (ドメスティックかつローテク産業出身のため、英語力+テクノロジーリテラシーが・・・)

 

 

以上です。絶対評価で見るとBusiness AnalyticsやCreativityなど苦しめな成績でしたが、全体的にみんな低かったようで相対評価ではまあまあ普通のレンジ内でした。

 

わりかしカチッとした科目は得意で、ふわっとした科目が全体的に成績が落ちる傾向がありました。ふわっとしているものは政治的なことを議論したり、英語面でのハードルが厳しい試験だったり、発想力や瞬発力が問われるものだったりするので、あくまでイメージですが自分の成績の傾向はごく日本人的なのではと感じます。笑

 

英語面では最低レベルでなんとか合格できた人間が成績を意識せずに普通に頑張ってそこそこの成績が取れるのが現状です。英語が数倍もできる人たちが落第点をとったり追試になったりしているのをみると、アカデミック面では意外とみんないうほど大したことないのかなと思ったりします。(成績と実際の業務能力は必ずしも比例しないというのが私の根底の考えですので、あくまで成績どうこうで人を判断するつもりはありません。)