小さな日本人の人生旅行記(ESADE MBA編)

英語が苦手だったごく平凡なサラリーマンが世界に出ていく体験を綴ります。

ターム2 もう少し・・・

今週が終わりました。バルセロナは3月からすっかり春です。

週明けに提出の課題が多くワタワタ始まり、火曜にEntrepreneurshipの発表と資料の提出、木曜にFinanceとInnovationの試験、金曜にBusiness analytics(マシーンラーニング)の発表でした。

某江戸時代からルーツのある伝統的な食品メーカーの営業マンが、General Electricの企業価値を計算していろんな国から集まった自分より優秀な人たちに説明しながら課題を進めていたり、膨大なデータをマシンラーニングを使って分析して実際の企業にプレゼンするのは(こちらはほぼバックグラウンドのあるメンバーに頼りっぱなし)、ふと考えると5年前の自分からは信じられない光景です。企業価値を計算する課題はまた後日書きますがいろんな気付きがありました。(もはや課題多すぎで自分も周囲もそれぞれ学んだことを噛み締める余裕もなくこなしているのが現状ですが・・・)
 
周囲の同級生たちの交換留学先が決まり、みんな留学先のことで期待に胸を膨らませています。さて、私はというとここに根を下ろすことが2年目の目標になるのでどこにも行かずにここに残る予定です。そうでなくても夏はインターンシップを複数やるため日本には3ヶ月半くらいいる予定ですし、その後もJapan Trek(日本に同級生を連れて案内するイベント)もやるのであまりバルセロナにはいられないのです。また、クラスメイトたちも早い人たちは決まってきています。某世界トップクラスの企業がうちの学校でまとめてインターン採用しているのが驚きでした。私のターム1で同じチームだったメンバー2人がオファーをもらっていました。(オフィスは違いますが)ターム2はターム1とはまた違う忙しさで(課題がきつい、ケースが多い、他にやることが多い)、だんだんとターム2よりも周囲も授業に対して集中力をキープするのが難しくなっている感はありました。
 
果たしてターム3はどうなるでしょうか。正直楽をしたい思いはかなり強いですが、死に物狂いで英語を勉強してここまで来て、大きな負債を抱えて過ごしているので、力み過ぎない範囲で残りもちゃんとやるべきことをやってターム2の終了を迎えたいと思います。