小さな日本人の人生旅行記(ESADE MBA編)

英語が苦手だったごく平凡なサラリーマンが世界に出ていく体験を綴ります。

あと1ヶ月弱

11月の最後のタイミングでたまたま課題が少なく、長い週末を過ごすことができました。

この時間を使って、来週のガストロフェスト(各国の料理やパフォーマンスを披露するイベント)の準備、家での妻との時間やクラスの友人とのネットワークに費やしました。

 

前回の更新から進んだことをまとめたいと思います。

 

・Presidental Election

クラブの代表を決める選挙がありました。結構クラブによってはチラシを作って自分を売り込む人がいて、支持層を固めるようなネットワーキング活動をしていて、色々と熱気を感じるところはありました。

英語についての感触がどん底の状態でスピーチをしましたが、なんとか無事にクラブのPresidentになりました。

英語ネイティブ・ネイティブ級かつ、クラブのトピックに関連したバックグラウンドを持った強力なメンバーがいる中、自分は英語コンプレックスがあり長年勉強を続けてどうにか学校に入った立場、しかも全く門外漢な経歴。

なんとかBoard memberを決定。積極的に立候補してくれて、一人一人と個別で面接して役割を決定しました。

代表をやりながら、「果たして議論についていけるだろうか」という疑問を隠せずにいますが、とにかくやれることをやります。

 

そして、僕がいるスタディグループはかなり活発です。7人中クラブのPresidentが4人、学級委員が1人、ケースコンペファイナリスト2名(うち優勝1名)。学内で約30のグループがありますが、おそらくここまでパワフルなチームは無いのではと感じています。これまで優秀なみんなに支えられて課題をなんとかこなしてきましたが、ケースコンペやPresidentや学級委員として各メンバーがますます忙しくなってきているので、あと3週間どうにかみんなで駆け抜けたいと思います。

 

・D&I イニシアチブメンバー

ダイバーシティインクルージョンについてのイニシアチブメンバーを結成しました。私の代のMBASA(生徒会)のPresidentを中心に、関連するテーマについて取り組んでいるクラブの各Presidentで結成しています。なかなかこの手のテーマは個人と組織と見えない常識のようなものの全てが複雑に絡みあってくるのでどのようなアウトプットができるかどうかは難しい部分はありますが、何かしらのアウトプットができるように活動をしていきます。

 

ボストンキャリアフォーラム 

思ったよりもインターンシップに応募せず(かなり絞った)、現地での面接はインフォメーションセッションのようなものが多くをしめました。

正直わざわざボストンに行かなくてもよかったかなということも感じましたが、個人的には行ってよかったです。

ボストンで長く会っていなかった昔の友人に会えましたし、就職活動に対する軸の持ち方も若干シフトが見られました。多くはここでは語りませんが。

それにしても、学部生らしき人たちはMBA生(特に欧州)よりもはるかに英語が流暢でした。おそらく人生の多くの時間をアメリカで過ごしたのでしょう。ただし、彼らの言動を見ていて、「将来の自分の子供をインターナショナルな環境に置くとしたらどのタイミングが適切か」というのを今一度考えさせられました。

現地ではほとんど日本語で話した上、お店でサンドイッチを頼むのもままならないレベルで無力感がありました。(海外で英語をまともに話したことが無い。むしろPara llevar. Con tarjeta. といった言葉が先に出てくる始末。。。)

 

・先をみるということ

想像を絶するくらい忙しい日が続くのですが、少し余裕のある日も時々あります。学校のプログラムの特徴として、2年目のクラスの量が減る上、クラブ活動やケースコンペティションも2年目はほとんど主体的に参加することはなくなるようです。

来年は僕はJapan Trekという、学校のメンバーを日本旅行に連れて行くイベントを他のメンバー2人と合わせて主催することになりました。とはいえ、1月からどうするか、春からどうするか、来年どうするかをプライベート含めて先を見て計画的に活動ができればと感じています。

 

これからガストロフェスト、ファイナンスの最後のレポートとプレゼン、期末試験がありまた息がつまるような日々が続きそうですが、頑張ります。