小さな日本人の人生旅行記(ESADE MBA編)

英語が苦手だったごく平凡なサラリーマンが世界に出ていく体験を綴ります。

DELE B1合格

まるで自分が合格したみたいなタイトルですが、私の妻がスペイン語の試験に合格しました。

 

欧州には「ヨーロッパ言語共通参照枠」という、言語能力のレベルを示す共通の基準があります。Aが初級、Bが中級、Cが上級で、それぞれ1と2に分かれています(A1・A2のように)。一般的にビジネススクールの英語の基準であるTOEFL100点はおよそC1レベルであるとされています。

 

今回嫁が受かったのはスペイン語のDELEという試験(いわばオフィシャルな試験)でした。昨年11月の試験だったので、スペイン生活が始まってから13ヶ月が経つぐらいでした(間に3ヶ月日本にいたので)。直前は必死に勉強していたので合格できてよかったです。今回のスペイン生活の、彼女にとっての一つの成果となりました。

しかしまあスペイン語皆無で来て1年ちょっとでこのレベルを取れるのはすごいなと尊敬するばかり。

 

スペインの試験会場は試験監督が遅れて入ってきたため試験開始時間が10分遅れ、にもかかわらず終了時間は当初の予定通り(彼らは早く帰りたい)だったようです。また、日本では面接の時に文法を間違えずに的確なことをいうことが求められる傾向があるようですが、スペインでは「いかに話し続けられるか」が大切な要素であったようです。

 

もうすでに嫁はB2レベルのクラスをとっていたり普段の生活でスペイン語に困ることも減ってきていたので順当といえば順当だったのかもしれませんが、風邪を引いてチャレンジングな環境かつアウェーな基準の中、合格を勝ち取って本当によかったです。