小さな日本人の人生旅行記(ESADE MBA編)

英語が苦手だったごく平凡なサラリーマンが世界に出ていく体験を綴ります。

残り5ヶ月を切りました

バルセロナ生活も残り5ヶ月を切りました。ここのところの状況と抱負をまとめます。

 

・意外とやることが多い

スペイン語、同級生との貴重な時間、バルセロナでのビジネス面&プライベート面でのネットワークの拡大、資格の勉強をやっており、お金の許す限り旅行に行ったりしているため、意外と時間がないなという感じです。風邪とアレルギーでここ数日は何も手に付かない状況でした。

1年目は比較的他の学生の学びの場の提供や自分以外のもののために時間を割くことが多かったのですが、クラブも引き継ぎようやく自分のことに時間を割いています。

 

スペイン語

オフィシャルに勉強したのは学校の1学期の3ヶ月間のみですが、気がつけば夫婦でも家でスペイン語でコミュニケーションを取り、ニュースもスペイン語で読み、チケット予約やお店の検索もスペイン語でやるようになりました(日本語や英語で調べると「観光地観光地したところ」ばかり出てきて楽しめない傾向があったり、やはり現地語で物事は調べた方がベターですね)。節約の関係上テレビはないのですが、常にYoutubeでライブのニュースを見るようになりました(これも直近のバルセロナでの騒動を経て、「スペイン語で情報をとることの大切さ」を学んだことに起因します)。2週間後に妻がスペイン語の試験を受けるのですが、書いた作文を音読してもらっておかしい部分を指摘したり、面接の練習を試験官役になって手伝っています。色々やっているうちに接続法のニュアンスも掴み始めました。なかなか議論には参加できませんが、先日はコロンビア人・ベネズエラ人・メキシコ人とお昼ご飯を食べ、スペイン語での会話を概ね理解できました。

ただ、ちゃんと勉強したこともなく学校ではA2レベルで始め、今では(おそらく)B1とB2の間くらいにいる状況になっているため、実はA1レベルでやるような自己紹介系の言葉を知りません。。しかも英語とフランス語の知識で単語を推定して話しているだけなので(8割型当たるのであまり問題ない)、単語も勉強していません。文法面も英語とドイツ語の感覚を転用しているため、基礎が抜けています。

基礎からやる必要を感じていながら時間が限られているので、映画を見てフレーズを覚える方向でどうにか切り抜けようとしています。スペイン語のDELEという試験の採点の様子を見ても、文法的な構造を見ても、この言語はドイツ語やフランス語と比べると「話すための言語」という特徴があります。

特にラテン文化に関心があるわけでもありませんが、縁あって住んできる国の言語ですし人並みに話せるようになってから他の言語を勉強したいと思います。

ポルトガル語・イタリア語に水平展開するか、中国語・韓国語にするかは未定。実はドイツで知り合った韓国人の友人に昔ハングルを教わったため、ハングルを読むことができるので韓国語は若干のアドバンテージありと言えるかどうか。。

 

・だらだらしない

日本で社会人に戻ると、仕事以外のことに時間が割きにくいのは改めてインターンで感じました。この留学でお金の大切さを痛いほど感じてきているので、将来のお金についてのリテラシーを高めることや、キャリア上戦略的な勉強をしていきたいと思います。(強制をあまりされない自由時間がある中、自分を律するのは本当にきついんですよね。頑張るしかありません。)