小さな日本人の人生旅行記(ESADE MBA編)

英語が苦手だったごく平凡なサラリーマンが世界に出ていく体験を綴ります。

主体的に生きること

インターンシップ2社目も2週間目になりました。

2社目は企業の経営課題に対してカスタマイズ研修を中心にしたソルーションを提供している企業です。(スタートアップの雰囲気が残っています)

1社目よりさらに自由かつフラットで風通しの良い職場です。

 

業務をやりながらビジネススキルや学習をする機会が多く(みんなで読書会したり本を貸したり紹介しあったりする社風)、テクノロジーについても最新の知見にも触れる機会が多いので学習意欲が高くて質の良い社員の方が多いです。中途の人しかいないため、バックグラウンドも様々で、Diversityを日本にいても感じます。非常に良い職場です。

 

ビジネススクールに行く際も、実際に通う際も、こうやって複数社でインターン活動をしていく中で本当に大切だなと思うのは「主体性」です。

何をするにも自分が何をしたいのか、何を得たいのかを明確にして周囲に伝えること。そうするとそれが出てくる環境なのです、本来の世の中は。こういった環境に身を置けるようになったことは、ビジネススクールに大金払ってでも価値があったのではないかなと思います。

 

前の職場でも主体性を持ってやっていたつもりですが、「今話しかけて良いのかどうか」「〜部長がいないタイミングで〜課長に話をしなければ」「打ち合わせに参加してもらうために事前の依頼書提出をしなければ(依頼書出してもその意図は書面では伝わらず、電話や直接話をしないといけないという工程がさらに多い。しかも話をわかってくれるかどうかはその人次第・・・)」「これをいったら激昂されるかもしれない」といった社内に対する気遣いが多く、気がつけば言いたいことや聞きたいことを相手のことを慮るがゆえに行動を取れないことがありました。いわゆる勢いのある今時の企業というものはこういったロスを無くしていくのが当たり前なんです。

 

主体的に生きると書きましたが、今日職場で聞いた話の中で大きな学びがありました。

主体性を持つには、何事も具体的に考えること(人生の目標や自分の中の軸、さらに価値観といった抽象的概念)が第一歩として必要だということです。

 

インターン以外の企業ではありますが、無事にフルタイムオファーも先月いただきました。志望度は非常に高い企業ではあるのですが、今一度考えていきたいと思います。

いやはや、同級生の大半は多かれ少なかれ夏休みをエンジョイしている中、お盆以外は休みなしでフル稼働です。この夏は本当に自分のキャリア観とひたすら向き合う期間で(もう2ヶ月経過)正直忙しない日本で働き続けることに対してお腹いっぱいな感じはありますが、戦略的・合理的に、そして最後は本能で次のキャリアを主体的に決めていきたいと思います。