小さな日本人の人生旅行記(ESADE MBA編)

英語が苦手だったごく平凡なサラリーマンが世界に出ていく体験を綴ります。

10月に入って

10月に入って1学期が本格的に始まりました。

ビジネススクールの1学期目はとにかく忙しいという噂は有りますが実際どうでしょうか?

 

答えは「人による」だと思います。

 

ただ、共通しているのは10時から18時までクラスがあって、大半の学生は週1ー2回ほど8時過ぎまでスペイン語の授業を履修しているということです。

また、学校のプログラムがグループワークを重視しているため、ほとんどの授業ではグループワークの宿題を課してきます。

 

では、その他の「人による」という要素はどこにあるのでしょうか?

 

1)授業に関連するバックグラウンドがあるとクラスへの理解も早く、グループワークもスムーズに行える傾向に有ります。

2)私費学生は就活の準備・インターン獲得に向けた面接・イベント・学校のオプショナルなプログラム(*)が有り、クラスワーク以外でも時間を割く必要があります。(*Career Acceleration Programというもので、コンサル・ファイナンス・テック・ヘルスケアの4つのセクターについて扱っています。学校がテックに力を入れているだけあってテック志望者は多く、人数が限られていて履修をする上での選考の競争はなかなか厳しかったようです。)

3)クラブ活動へのコミットメントも人によります。僕はビジネススクールにいるメリットを享受するためにも、新しいクラブを立ち上げました。これからどう活動してどのようにクラブを今後も存続させていくかがポイントです。

4)ケースコンペティションに参加するかどうかでまたグループワークの量が変わったきます。

4)飲み会やイベントへの参加、ジム通いなども個人の価値観と優先順位によって変わった来ます。

 

全体の傾向としてはみなさん色々手を出して、この3週間くらいでだいぶ参ってきているのが現状です。

その辺り日本人学生は課題のスケジュールを整理して自分のキャパを考えながらうまくセーブしているような印象は受けます。(ここもそれぞれのスタンス次第なので何を優先しているかは個人によってだいぶ変わります。そもそもセーブしている事自体に賛否両論も有りますが。)

 

【個人の状況】

・毎朝8時半から就活準備を同期としていて、休み時間や昼休みの時間も理解できていない点を整理する時間に当てるか調べ物をする時間に充てています。また、結構いろんな人と予定を合わせるのがだんだん厳しくなってきたので昼休みに必要な打ち合わせを入れることも有ります。夜は基本的には早めに寝て、朝3時ー3時半に起きて集中して勉強しています。ケースを読んだりするのもあらかじめ1週間以上前から計画的に動けばまだスケジュールは制御可能な感じがします。

*これまでグループワークに貢献できずに苦しい思いをしていましたが、チームメイトの優先順位やモチベーションが少しずれ始め、さらにスケジュールを制御できてこなくなってきました。開始2週間で、今ではスケジュール管理・課題のクオリティコントロール、議題と議論の整理の3つの角度から貢献できるようになってきました。また、マーケティングでは前職の経験も有り、バックグラウンドのないメンバーに考え方を説明できるようになってきました。でも流石にネイティブのアメリカ人と流暢な他のメンバーが同時に話されるとホワイトボードの前にたっても聞き取れずに何も書けない・・・

 

・飲み会には行ける範囲で行っていますが、大人数すぎる会に行ってもなかなか深いコミュニケーションができないのである程度の小〜中規模の会やイベントに参加しています。結構同級生が「ラーメン食べたい」とリクエストをしてくれるので、日本食を食べにいく機会は多いです。この3週間で5回ラーメン屋さんに行きました。(流石に飽きて2回カレー食べました)飲み会は好きですが、痛風の発作が出てきてなかなか苦しいです・・・

・クラブ活動も自分で立ち上げて人を呼びかけてなんとか集まってくれたので、みんなに後悔させないように頑張りたいと思います。(まずはPresidentの選挙頑張ります)

 

頑張ります!